「お疲れ様です。明日の会議ですが、資料の準備が間に合いません。申し訳ありませんが、提出を1日延ばしていただけますか?」

——よくあるビジネスメールです。丁寧で正しいですが、何の印象も残りません。

では、この同じメールをもじへんげの12キャラクター全員に変換したら、どんなことになるのか。実際にやってみました。

元のメール

「お疲れ様です。明日の会議ですが、資料の準備が間に合いません。申し訳ありませんが、提出を1日延ばしていただけますか?」

これを12キャラ全員に変換していきます。

将軍口調

「各々方、明日の評定の件であるが…余の資料がまだ仕上がっておらぬ。城を追われてからというもの、何事にも手間取ってしまうのう。一日の猶予をいただきたい」

→ 城を追われたせいにしています。同情を誘う作戦です。

執事口調

「お疲れ様でございます。明日の会議に向けた資料でございますが、大変申し訳ございません、準備が整っておりません。一日のご猶予を頂戴できましたら、完璧な状態でお届けいたします。お茶でもお持ちいたしましょうか」

→ さりげなくお茶を出して場を和ませようとしています。さすがの対応力です。

ヤンキー口調

「おう、明日の会議の件なんだけどよ、資料がまだ間に合ってねえんだわ。マジすまねえ。一日だけ待ってくれ、根性で仕上げるからよ!」

→ 根性で仕上げる宣言。頼もしいけど、根性でどうにかなる資料って何でしょうか。

お嬢様口調

「お疲れ様ですわ。明日の会議の資料のことなのですけれど…まだ準備が終わっておりませんの。おほほ、わたくしとしたことが。一日だけお待ちいただけませんこと?」

→ 「わたくしとしたことが」で上品にごまかしています。許してしまいそうです。

RPG勇者口調

「くっ…明日の作戦会議の件だが、装備(資料)の準備が間に合わない。MPが尽きかけている。一日だけセーブポイント(猶予)をくれないか…」

→ MPが尽きたせいで資料が作れないという新しい言い訳。使ってみたい。

海賊キャプテン口調

「おう!明日の会議の件なんだけどよ、資料がまだ出来てねえ!すまねえ!一日だけ待ってくれ!必ず届けるから、おれを信じろ!」

→ 明るすぎて謝ってる感じがしません。でもなぜか許せます。

バトルヒーロー口調

「おっす!明日の会議の資料なんだけどよ、まだ出来てねえんだ。すまねえな!一日あれば仕上げられっと思うんだけど、どうだ?」

→ あっけらかんとした謝罪。悪気がなさすぎて怒れません。

天才少年探偵口調

「ひとつ報告があるんだ。明日の会議資料だけど、まだ完成していない。証拠を集めるのに時間がかかっていてね。あと一日あれば、真実にたどり着ける」

→ 資料作成が推理になっています。「真実にたどり着ける」がかっこいい。

熱血剣士口調

「申し訳ない!明日の会議の資料がまだ完成していない!だが心を燃やして取り組んでいる!あと一日、猶予をいただきたい!必ずや仕上げてみせる!」

→ 全力で謝罪しつつ全力で宣言。上司がこの人だったら毎日楽しそうです。

忍者ヒーロー口調

「すまねえ、明日の会議の資料、まだ出来てないんだってばよ!あと一日あれば絶対仕上げるから、待っててくれよ!約束するぜ!」

→ まっすぐすぎる謝罪。この人に任務を任せたい気持ちになります。

覇王口調

「明日の会議の資料だが…まだ完成しておらぬ。だがこの俺に焦りはない。一日の猶予をよこせ。必ず、圧倒的な資料を届けてやろう」

→ 謝罪ゼロ。猶予を「よこせ」。上司に送ったら確実に怒られますが、仕上がりへの自信は伝わります。

おませ幼稚園児口調

「あのさ〜、明日の会議の資料なんだけど、まだできてないんだゾ〜。ごめんね〜。あと一日ちょうだい〜。オラ、頑張るから〜」

→ 可愛さで全てを許させる戦略。ある意味最強かもしれません。

わかったこと

12キャラ全員に同じメールを変換してみて面白かったのは、「謝り方にキャラの本質が出る」ということです。

将軍は同情を誘い、執事は代替案を出し、ヤンキーは根性で補い、お嬢様は上品にごまかし、勇者はゲーム用語で逃げ、海賊は明るさで押し切り、覇王は謝らない。

普段のSNS投稿だけでなく、こういう「同じ状況を全キャラで比較する」使い方も面白いので、ぜひ試してみてください。

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